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【看護師33年】夜勤明けの過ごし方|何もしなくていい、食べて寝るだけでよかった

【看護師33年】夜勤明けの過ごし方|何もしなくていい、食べて寝るだけでよかった ナース
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夜勤明けの朝。
やっと家に着いて、玄関で靴を脱いだとたん、体が動かなくなる。

「洗濯、回さなきゃ」
「買い物にも行かないと」
「でも、寝たら一日が終わってしまう」

そんなことを考えながら、ボーッとしている。
なのに、すぐには眠れない。
気づけば、テレビをつけっぱなしで寝ていた。

そんなとき、ありませんか?

私は、何度もありました。

看護師33年。
夜勤をしていたころの私は、明けの日が本当にボロボロでした。

帰ったら、とにかく食べる。
そして、歯を磨く前に寝落ちしてしまう。

「やらなきゃ」と思うのに、体がついてこない。
余裕なんて、まったくありませんでした。

この記事は、「夜勤明けを上手に過ごす方法」の記事ではありません。

夜勤明けは、何もしなくていい。
今だからこそ言える、そんな話です。

夜勤明けに何もできないのは、怠けではありません

一晩中起きて働いたあと、朝になっても、体がすぐに普段のリズムに戻るとは限りません。

眠いのに、なかなか眠れない。
食欲がいつもと違う。
ちょっとしたことで、イライラしてしまう。

夜勤で生活リズムが大きく変わると、こうした変化を感じることがあります。

それなのに、昔の私は自分に言い聞かせていました。

「シーツくらい洗濯しないと」
「せっかくの休みなんだから、動かなきゃ」

あれは、怠けていたんじゃない。
疲れていたんです。

患者さんが夜に眠れないとき、私たちは「怠けている」なんて思いませんよね。
自分の体にも、同じように優しい目を向けてよかったんだと思います。

夜勤明け、家族にきつくあたってしまった朝

忘れられない朝があります。

夜勤明けで帰った私は、家族にきつくあたってしまいました。
疲れすぎて、優しくする余裕が1ミリも残っていなかったんです。

職場では「優しい先輩」と言われていたのに。
家では、疲れた顔しか見せられない。

「もっと家族に優しくしなきゃ」
そう思って、自分を責めていました。

でも、あのときの私に必要だったのは、もっと頑張ることではありませんでした。
回復する時間だったんです。

40代半ばから、明けの日だけでは戻らなくなった

20代のころは、夜勤明けに旅行へ行けるほど元気でした。
30代は、4〜5時間眠れば、次の日にはかなり戻っていたと思います。

ところが40代半ばから、明けの日だけでは戻らず、次の日まで疲れが残るようになりました。

「前はできたのに」
そうやって、昔の自分と比べてばかりいました。

疲れ方や戻る早さには、個人差があります。
昔の自分と比べなくて大丈夫です。

私が夜勤との付き合い方を考えるようになった話も、書いています。

※夜勤との付き合い方については、以前の記事でくわしく書きました。よかったら青字のリンクからご覧くださいね。

夜勤明けは「休み」ではなく「回復の日」

勤務表を見ると、夜勤明けの日は「日中が空いている日」に見えます。

だから、つい予定を入れてしまう。
銀行、買い物、シーツの洗濯、家族の用事。

でも、一晩働いたあとの体に必要なのは、空いた時間を有効に使うことではありません。

私の場合は、明けの日を「休み」ではなく「回復の日」と考えるほうが、ラクでした。

洗濯できなくてもいい。
買い物に行けなくてもいい。
夕飯がお惣菜でもいい。

食べて、そのまま寝てしまってもいい。

食べて寝るだけで、よかったんです。

「何もしない」が難しいなら、予定を1つだけ消す

とはいえ、「何もしない」がいちばん難しいのが、私たち看護師です。

だから、あの頃の自分に1つだけ伝えられるなら、こう言います。

「明けの日の予定を、1つだけにしていいよ」

洗濯を明日に回す。
夕飯をお惣菜にする。
用事を次の休みにずらす。

空いた時間は、横になっているだけで十分です。

次の夜勤明け、予定を1つだけにしてみませんか?

なお、眠れない状態が続く、気分の落ち込みが続くときは、ひとりで抱えずに、職場の産業医や医療機関に相談してくださいね。

「それで十分、頑張ってたよ」

歯を磨く前に寝落ちして、家族にも優しくできなかったあの頃の私。
「私は何をやってるんだろう」と思っていた私に、今なら言ってあげたいです。

「それで十分、頑張ってたよ」

今日、何もできなくても大丈夫。
一晩、働いたんですから。

看護師33年。
ずっと「頑張ること」を大切にしてきました。
これからは、頑張る日と同じくらい、回復する日も大事にしたい。

休み方も、少しずつ変えてきました。

※休み方については、以前の記事でくわしく書きました。よかったら青字のリンクからご覧くださいね。

※この記事は、看護師としての経験をもとにした個人の体験談です。夜勤後の疲労や睡眠には個人差があり、この記事の内容がすべての方に当てはまるものではありません。気になる症状が続く場合は、医療機関などにご相談ください。

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