健診の紙の「LDLコレステロール」のところに、印がついていた。
判定の欄も見た。
受診の予約も、とりあえずした。
そのあとに、こう思いませんか。
「で、明日から何をすればいいの?」
私の健診結果も、LDLコレステロールは毎年ギリギリです。
こんにちは、みくるんです。
糖尿病療養指導士として20年以上、1000人以上の患者さんと食事の話をしてきました。
外来では患者さんに、
「3食、均等ぐらいに食べるのが理想です」
「朝と昼はしっかり、夜は軽めに」
と説明してきました。
でも私自身は、夜にガッツリ食べていました。
この記事は、「LDLを下げる方法」の記事ではありません。
数値を気にしながらも、暮らしを削りすぎないために、私が続けている朝の話です。
10年以上、健診結果を見るのが怖かった私の話も書いています。
※健診結果が怖かった話については、以前の記事でくわしく書きました。よかったら青字のリンクからご覧くださいね。
LDLコレステロール対策は、「あれもだめ、これもだめ」だと続きません
数値を指摘されると、つい全部変えたくなります。
お肉をやめる。
甘いものをやめる。
外食をやめる。
でも、我慢ばかりの生活は、なかなか続きません。
そして続かなかったとき、
「またできなかった……」
と、自分を責めてしまう。
私たち看護師は、夜勤があったり、休憩時間がばらばらだったり。
「毎日きっちり健康的に」が、いちばん難しい仕事です。
だから私は、全部を変えるのではなく、朝に3つだけ置いています。
① 朝食に「野菜・海藻・大豆製品」を1品足す
夜を減らすのは、続きませんでした。
だから、まず朝をしっかり食べることにしました。
私は朝食を抜きません。
そこに、野菜や海藻、大豆製品を1品足します。
・サラダ
・わかめ入りのお味噌汁
・納豆
・豆腐
冷蔵庫にあるものを、ちょこちょこ足すくらい。
こうした食物繊維の多い食品は、日本動脈硬化学会も、LDLコレステロールが気になる人の食事に取り入れたいものとして紹介しています。
「卵もお肉もダメ?」と、減らすものから考えると苦しくなります。
私は、まず「何を足すか」から考えるようにしています。
② 朝のコーヒーは、削らない
数値を気にしはじめると、暮らしから楽しみがどんどん消えていきます。
朝のコーヒー。
出かける前の、ちょっとした時間。
私は、ここは削らないと決めました。
健康は、暮らしを楽しむための土台。
暮らしを我慢するための目標ではないと思っているからです。
③ 通勤の道を、少しだけ速く歩く
私の運動は、これだけです。
ジムにも通っていません。
朝食のあと、職場に向かって歩く。
できる日は、少しだけ速く歩く。
「今日は運動するぞ!」ではなく、「通勤をちょっとした運動の時間にする」くらいの感覚です。
もちろん、夜勤明けは別。
私は何もしません。食べて、休んで、寝る。それで十分です。
※夜勤明けの過ごし方については、以前の記事でくわしく書きました。よかったら青字のリンクからご覧くださいね。
「これでLDLが下がる」という話ではありません
ここは、正直に書いておきます。
朝に野菜を食べたから、歩いたから、LDLが必ず下がる。
そういう話ではありません。
LDLコレステロールの値には、食事だけでなく、体質や年齢、ほかの病気など、いろいろなことが関係します。
だから私は、「数値を下げるために頑張る」より「続けられる暮らしを整える」。
そう考えて、この3つを続けています。
明日の朝、1つだけ
全部を変えなくて大丈夫です。
「わかめのお味噌汁にしてみよう」
「砂糖やミルクは少なめにしてみよう」
「職場まで、少しだけ速く歩いてみよう」
この中から、1つだけで十分です。
なお、健診で受診をすすめる判定が出ている場合は、自己判断で様子を見ず、案内にそって医療機関に相談してください。
治療中の方やお薬を飲んでいる方は、食事や運動を大きく変える前に、主治医に相談してくださいね。
看護師33年。
私のLDLも、今年もまだギリギリです。
それでも、数値のために、朝のコーヒーは手放さない。
できることを少しずつ、自分の体と暮らしを整えていきたいです。
※この記事は、私自身の体験と一般的な健康情報をもとにしたものです。診断や治療を目的としたものではありません。LDLコレステロールの目標値や必要な対応は、年齢や持病、これまでの病気などによって異なります。健診結果で気になることがある場合は、医療機関にご相談ください。



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